マルタのバス
マルタでの主な交通機関はバスです。
フェリーもありますが、ゴゾ島への行き来やヴァレッタとスリーマ間でも運行していて、一般的な利用は少ないので主要ほどではないかと思います。
他にもタクシーでの利用も候補にありますが、そちらは別記事にしていますのでよろしければ確認してもらえると嬉しいです。
料金の種類
- バスチケット
サマータイムの前後で料金が変わります。
サマータイム期間中→€2.5
サマータイム期間外→€2
夜間→€3(サマータイム関係なく同じ金額です)

バスチケット利用時は、2時間以内であれば最初に支払った料金で乗り換え込みで乗り放題です。
ただし、2時間を過ぎると新しくバスチケットを買い直さなければいけません。
乗車の際に、QRコードを読み取る機械があるのでその機械で2時間以内のバスチケットであることを証明します。
ですが、読み取れないことが多いのでその場合は運転手さんにチケットを見せれば通してくれます。
バスチケットについては以下より確認してみて下さい。
https://www.publictransport.com.mt/en/bus-card-and-ticketing
バスチケットの購入方法は、前方乗車口にて運転手さんにお金を払えばチケットを発行してくれます。
クレジットカードのIC機能で支払いも可能ですが、日本で発行されたクレジットカードは使えない可能性が高いのでマルタ(もしくは違う国)で発行されたクレジットカードかデビットカードを使うのが無難です。
カードをお持ちではない方は、現金か後述するバスカードを利用された方がいいかと思います。
マルタで使えるカードはRevolt、BOV、HSBCをよく見かけます。
- Tallinja card
料金
大人:€25
子供:€5
登録してから手元にカードが届くまでに時間がかかりますので、必要な方は早めに登録申請してください。
レギュラータイプのものはデビットカード方式で、夜間は日中料金を差し引いた金額がカードから引かれます。
マルタに長期滞在している方や働いている方、もしくは自家用車を持っていない方はこちらのカードを利用している方が多いです。
サイトによると、警備員によるチケットやバスカードの確認があるようです。
確認ができなかった場合は、€50の罰金があるとのことです。
Tallinja cardの種類

- 一般的な大人用、子供用、学生用のカード
大人・学生用→€25
子供用(10歳まで)→€5
マルタに滞在している人が多く使われているカードです。
旅行者や働いている方、バス通学をしている小学生までの子供が利用することが多いです。
学生用のカードは主に語学学校の方が使っているようです。
3ヶ月以上の留学であれば発行が可能のようです。
- Travel Card
大人→€25
子供→€7
短期旅行者向けのカードです。
7日間マルタのバスとフェリーが乗り放題のカード。
カードの有効化は購入後に初めてバスに乗る日時から7日間です。
※フェリーについてはゴゾ島との行き来は含まれていません。
他にも、12 Single Journeysカード(回数券)やExplore Flexという4日間の超短期向けのカードやシニア向けのカードもあります。
バスカードはどこで買えるの?

バスカードは、空港やバレッタのバス発着場にある窓口、もしくは主要なバス停の券売機で購入できます。
個人的には、有人窓口のほうが確実にゲットできるので有人窓口に行った方がいいかと思います。
券売機のみだと営業時間関係なく購入できますが、カードが出てこない、お釣りが出てこないといったことがあるので、もしものときの対応が難しいのならやめておいた方がいいです。
参考までに購入できる場所は以下の画像で確認してみてください。

バスの時刻表とルート

時刻表とルートは以下リンクから確認できます。
バスのルート番号が分からない場合は、googleマップなどを確認するとルート番号と直近の発車時間が分かりますのでぜひ活用してみてください。
基本的にバレッタが発着となっていますので、バレッタを起点にしたルートが多いです。
また、バスの停車場の名前は基本的にマルタ語で表示されていますので乗り過ごさないように注意してください。
アプリも出ていますが、あまり参考にならないのでお金をチャージするときのみに使った方が無難かと思います。

バスカードの意外な利用方法

フェリー利用時でもバスカードで乗ることができます。
バスでバレッタからスリーマに行くのに、混雑時は1時間はかかった方がいるのではないでしょうか。
フェリーなら天気が悪くなければ片道15分くらいで着くので、船酔いの心配がない方は一度乗ってみることをオススメします。
最後に
マルタのバスは思ったよりも揺れるので乗り物酔いする方が多いように思います。
私の場合は、マルタに到着した当初は時差ボケや急激な環境の変化でマルタに慣れていなかったこともあり、始めの1ヶ月ほどはバスに乗るたびにグロッキーになっていました。
もし、これからマルタに訪問する予定のある方は、荷物の中に酔い止めの薬を念のために入れておいた方がいいです。
いかがでしたか?この記事が参考になれば嬉しいです。
それではまた次回!Ciao!