マルタのクリスマス2024
マルタに限らずヨーロッパやアメリカのクリスマスは1年を通して最大のイベントです。
日本の感覚と違いすぎて戸惑うこともありますが慣れれば楽しいものです。
マルタでのクリスマス2024をシェアできたらと思います。

マルタ(海外)と日本のクリスマスの感覚の違い
- 日本の場合

友達や恋人と過ごす印象が強いです。
家族で過ごすのは今の日本では、小学生〜中学生くらいまでのイメージがあります。
他には、イルミネーションを見に行ったり、イベントにかこつけて飲みに行ったり・・・というか社会人になってからはほぼ飲みに行ってましたね。
また、日本ではお正月の準備も並行してやるので25日でスパッと切り替える店や家庭がほとんどだと思います。
- マルタ(海外)の場合

まず、準備期間が長いです。ハロウィンが終わると緩やかに準備が始まります。品数の多い大型の店舗から準備が始まり徐々に各家庭へクリスマスの装飾が増えていきます。
大きい施設は派手なイルミネーションやキリスト生誕の飾り付け、家庭では壁に電飾したりクリスマスリースを飾ったり、スペースがあればキリスト生誕を象った飾りが施されています。
当日は家族でゆっくり過ごすことが多いので、基本的に飲食店以外のお店はほとんど閉まっています。
マルタ(海外)でのクリスマスの過ごし方
基本的に日本で過ごしていたときと同じように過ごしても問題ないです。
街のイルミネーション巡りしてもいいし、クリスマスマーケットに行くのもいいと思います。
当日は飲食店は空いていることが多いので、この機会に人気店に行くのもいいのではないでしょうか。
なお、マルタ(海外)の人たちは、家族で過ごしつつ仕込んだ料理を楽しんだり、教会に行くのが一般的のようです。
学校でのクリスマス行事
学校では学期末にクリスマスコンサートをやるので、11月後半から本番に向けて練習が始まります。
また、Kinderや低学年では図工の時間にクリスマスについて色々な作品を作ったり、サンタさんにお手紙をを書いたりと各学年で趣向が違います。
ちなみに、マルタではサンタクロースのことを「Father Chrismas」(イギリス英語)と呼んでいるようで、初めて聞いたときはものすごく混乱しました。父とクリスマスに何の関係が??と恥を承知でどういう意味なのか現地の人に聞きました。
クリスマスマーケット

わかりやすいのがヴァレッタのクリスマスマーケットだと思います。
毎年、バス降車場付近に出店が並んでいて圧巻です。
今年はアクセサリーショップが多めでしたが、基本的に飲食店が主です。
ドリンクはホットチョコレートやホットワイン、フードはフライドポテトや目の前でマシュマロをチョコレートファウンテンでコーティングしてくれたりなど、見ても楽しいものがたくさんでした。
クリスマスの時期限定の移動遊園地
- サンタの家

昼に行くのがオススメです。夜だとものすごい行列です。
さすが夜が本番の海外。
- 観覧車

移動遊園地式のものなので全体的にコンパクト。
ただし、回転速度が日本の観覧車より早いです。
その分3周くらい乗れます。
- メリーゴーランド

基本的に子供の利用が多いですが大人でも楽しめます。
ちなみに、低年齢での利用の場合は保護者付きでないと乗れません。
- レッドバロン

車や飛行機の形をしたラウンド系の遊具。
子供の好みが別れますが人気の遊具です。
- フィッシングなどの軽いアクティビティ

日本でいう射的、わなげ、スーパーボールすくいのようなもので、毎年ラインナップが違います。
今年はなかったです。
- スケートリンク

移動遊園地はヴァレッタなら噴水広場、他の場所は大きい公園やショッピングモールであれば何かしら開催されていると思います。
最後に
クリスマスの時期は街並みが日本みたいに明るく楽しい気分になります。
また、どの家庭も1番気合を入れる時期でもあるので各家庭の色が垣間見える瞬間でもあります。
ちなみに、海外では日本のとは違いお正月の概念がないのでクリスマスツリーなどは年を越しても飾ってあります。
大体は学校が始まったら片付け始めてゆるくバレンタインに移行という感じです。
この時期特有の挨拶が12月25日まではHappy Christmas!で26日以降はHappy New Year!に変わります。
Happy New Year!は、年内なら「良いお年を」年明けなら「あけましておめでとうございます」なのかなと雑な翻訳ですがそういうニュアンスで捉えています。
個人的なイメージですが海外のクリスマスは日本でいうお正月のような過ごし方だと感じました。
いかがでしたか?この記事が面白いと感じたのなら嬉しいです。
それではまた次回!Ciao!