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【2024年度版】IDカード更新方法が電子申請できるように変わりました【書類準備編 その2】

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前回に引き続き書類準備編 その2です。
この回は医療関係をシェアします。

書類準備編 その1は上記からどうぞ!

事の発端

夫の勤め先のHRより今年(2024年)から法律がかなり変わり、ファミリーメンバーである私と子供に必要な書類が発生したと連絡があったことがはじまりです。

書類準備のために奔走

まず、親子で共通して提出して欲しいと依頼があったのが予防接種の記録と胸部X線です。
子供のは母子手帳をマルタに持ってきており、学校に入学するための書類として提出しているのでまだいいのですが親である私も必要なのかと思いました。
急いで日本にいる母に連絡をとって、私の予防接種の記録を写真に撮ってもらいHRの付き添いのもとクリニックへ。
こちらのクリニックにお世話になりました。

念のため、写真に撮ってもらってた内容を書類におこしておいたのですが公的文書である証拠のスタンプがないとフロリアーナ(保健省の所在地)の奴らは認めてくれないとダメ出しをもらってしまいました。
HRが改善点を聞き出してくれましたが、大元のフロリアーナが決めていることだから自分たちはそれに従うしかないとのことです。
しかも法律は気がついたら変更されていることもあるので、こちらが把握している規則の確認をドクターとしていました。

次にしたことが、私の予防接種の記録を公的書類に変換することです。
こちらは公的書類に詳しい方がいるのでその方に依頼し書類を改めて作成していただきました。

今度はきちんとした公的書類にしましたので確認してもらったところ、追加の予防接種が必要とのことでした。私はMMRとポリオのワクチンが足りなかったので追加で打つことになりました。
追加の予防接種については、日本の予防接種について書かれているサイトにも1990年生まれ以前の方は一部足りていない予防接種があるので追加でワクチンを打つことを推奨するとありました。
事前に足りないであろうワクチンは調べていたけど、今回の変更で多くの日本人が追加の予防接種をマルタで受けているかと思います。

コロナワクチンの接種回数がマルタの規定に達していないと追加接種の対象になります。

予防接種の金額

2本で100€しました。。。
高くて同行したHRもびっくりしてました。。。

 

胸部X線について

結核にかかるリスクが低いと判断されたため日本人は免除になる場合が多いようです。
HRによると日本は健康診断や医療が充実していることから免除になったのではないかとのこと。
逆に中東系の従業員は全員X線をやらないといけないそうです。

予防接種の記録・X線の検査結果の書類をHR経由でフロリアーナに送ったらヘルススクリーニング完了の書類が届きます。この書類がIDカード更新に必要な書類になります。
IDカード更新のための書類の準備で大変だったのが医療関係でした。
あとはHRに確認しながら書類を揃えて申請(アップロード)していくだけです。

ちなみに

ワークパーミットの規制も厳しくなっているらしくskill passなるものを合格しないと申請が通らないみたいです。
また、skill passは受けるのに400€以上の費用が発生するので一発合格したいところです。
金額を抑えるには一発合格、もしくは会社側で政府に適切な申請をすると費用の減額があるみたいなので、気になる方はお勤め先の担当者に確認してみてください。


次回は実際に電子申請してみたです。
それでは!Ciao!

特殊な事例ですが、マルタで医療的ケアを継続している場合は必ず主治医に相談してください。
主治医から政府が求める書類の提出が難しいので免除して欲しいとの内容が書かれた書類を受け取れますので、その書類をフロリアーナに提出しましょう。

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